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左がタンクの写真ですが、黄色の○で囲んだところを呑み口と言います。 こんな大きなタンクではなくて、普通の木たるなんかも下に呑み口が付いている場合がありますね、それと同じです。
因みに上の呑み口を上呑み、下を下呑みと呼びます。 通常はオリ引き、ろ過、火入れの行程を経て熱いまま(63度くらい)タンクに貯蔵されます。 そしてなるべく空気に触れないように貯蔵されるわけです。 でも、どんな具合に熟成が進んでいるかちょっと心配ですよね。 そんな訳で夏前にこの呑み口(上呑み)からちょっとだけお酒を出して、みんなで味見をするわけです。 味見だけですよ!
だから『呑み切り』 と言うのですね。
では、何で上呑みから出すか。 一つは貯蔵中に徐々に蓄積される澱(オリ)がタンク底面に溜まっているため。 もう一つは日本酒は貯蔵の際に1KLに対して100gとか200g程度(昔と比べてだんだん減ってきた)の活性炭を一緒にタンクに入れます。 雑味や色を取るためですが、その活性炭が沈殿しているので、下呑みから取ると活性炭も一緒に出てきちゃう。 だから、そーっと、上呑みからお酒を取り出します。
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