平成14BY 大吟醸首吊り
 

今年もようやく大吟醸酒搾る季節がやってきました。 お酒を搾る方法には何種類かあって、特に高級なお酒を搾るときはこの首吊りと呼ばれる手法を使います。 十数リットル程度づつ、小さな長細い袋にもろみを入れ、紐でくくって吊しておき、そのしたたり落ちるお酒だけを集めます。 もちろん圧力をいっさい加えない訳ですから、もろみからとれるお酒もごく少量。 単価が高くなるわけです。 2月25日、大吟醸の発酵も無事に終了し、今日搾り始めました。

これが斗ビンってやつです。 斗ビン囲いなんて名前の付いたお酒も偶にありますよね。 昔は酒屋が使う乳酸なんかがこの容器に入ってました。
底に見えるうっすら白いものはもろみの一部。 わざともろみを絡ませ、この後の味ののりを良くします。

社長のきき酒。 んっ? んーーん。 えっー。

っで、結局どうだったんですか!

こちらは杜氏のきき酒。 どーなんですか!
そうこう行っている間にも横では一生懸命次々と袋に入れる作業が続きます。
こんな感じで作業をしています。 今日は雪が降っていることもあり寒いです。
袋に入って吊されている図
大吟醸酒のようにデリケートな酒になればなるほど、搾りたて直後のお酒の味は判断が難しいもの。 ビールの様な二次発酵ではありませんが、搾り後数週間〜数ヶ月でグイッと味が変化します。 通常お酒はある程度の生の状態を経てから早めに火入れ殺菌を行い、さらに熟成されることになります。 味も香りも乗ってくるわけですね。 賑やかな香りや微発泡性は搾りたてならではの楽しみですが、どんどん味が変わってくる楽しみも大吟醸が一番。 生酒の大吟ならば、数週間から2ヶ月程度が目安でしょうか。 もちろん冷蔵庫保存。 火入れした大吟醸ならある程度の長期熟成も可能ですね。 因みに当社のスキー正宗大吟醸華は3年貯蔵酒です。
 
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